京の夏の風物詩『鱧（はも）』。

輸送技術の発達していない時代、生命力の強いハモだけは生きたまま京都の中心部まで運ぶことができました。 京の三大祭のひとつ祇園祭は、別名「ハモ祭り」とも呼ばれているほど、夏の京都にとって欠かせない魚となりました。

錦水亭の鱧づくしは、春に採れた「筍」を組み合わせた『筍鱧づくし』。
錦水亭の代名詞ともいえる「筍」のサクッとした食感が口の中に変化を与え、鱧との相性も良い、他にはない『鱧づくし』となっております。

上身・内臓・骨といった鱧のすべての部位を使い ”尽くし”、全てのお料理を鱧料理で組み立てた「鱧づくし」。錦水亭の筍との抜群の食べ合わせを是非お楽しみ下さい。

先　付

　鱧筍煮凝り（雲丹　羽衣冬瓜）　降り柚子

八　寸

　片壁筍なんば鱧真薯　鰾肝しぐれ煮　鱧の子塩辛和え（千枚鱧　枝豆）

造　り

　炙り鱧　鱧湯洗い　鱧抹茶洗い
　剣　大葉　紅蓼　花穂紫蘇　山葵

お　椀

　清汁仕立
　鱧葛叩き　筍素麺　打ち茗荷　蛇の目胡瓜　梅肉　柚子

冷し鉢

　筍鱧煮
　赤万願寺唐辛子焼浸し　煎り木の芽

油　物

　鱧筍双身ゆかり揚
　骨煎餅　扇茄子　獅子唐辛子　降り塩　レモン

酢の物

　鱧筍夏草土佐酢和（大葉　茗荷　貝割菜）　縒り胡瓜

温　物

　鱧しゃぶ鍋
　筍入鱧つみれ　水菜　椎茸　巻湯葉　豆腐　素麺 　柚子　梅ヶ香酢　知利酢

御　飯

　筍鱧寿司　筍香梅漬

水　物

　季節の果物